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賃金テーブルのつくり方

日本人事経営研究室株式会社 賃金テーブルのつくり方

https://jinjiseido.com/column/salary-table/

はじめに

営者、人事担当者にとって、賃金テーブル(給与テーブル)の調整は頭を悩ませるものです。現行の賃金テーブルから、より良いものへと移行するには、どのようなコツがあるのでしょうか。中小企業での賃金テーブルの考え方やつくり方、現行からの移行手順などを具体的に解説します。

 

 

目次

賃金テーブル(給与テーブル)とは

賃金テーブルをつくるための準備

賃金テーブルのつくり方

1)各グレードの標準金額をざっくり決める

2)「役職手当」の金額を決める

3)基本給(本給+仕事給)を決める

間違った給与の決め方をしていませんか?

現行の賃金テーブルからの移行の手順

1)支給や手当はできるだけ「固定給」に組み入れる

2)社員全員のグレードを決める

3)社員一人ひとりの支給項目別金額を設定する

4)新体系に収まりきれない社員の給与を調整する

賃金の不満の解消には「評価制度」が必要

おわりに 

賃金テーブル(給与テーブル)とは

賃金テーブルは、別名「給与テーブル」ともいいます。賃金テーブルは、賃金・給与を設定するための基準となる表のことで、新人から幹部レベルまで等級別に基準となる給与額を振り分けたものです。

賃金テーブルには、人材育成に対する会社の姿勢が反映されます。勤続年数が増えるにしたがって賃金が増加する年功序列型の賃金テーブルであれば、長期間の勤務による経験やスキルの積み重ね、貢献年月を重んじる会社であることが分かります。一方で、業績を上げればそのぶんだけ賃金が増えていくテーブルであれば、実力主義の会社であることが分かります。

つまり、賃金テーブルの仕組み一つで、どんな人材育成を行ってゆくかが左右されるということです。人材は、会社の要です。テーブルの調整は、常に会社の姿勢を問いながら、慎重に行わなければなりません。 

賃金テーブルをつくるための準備

賃金テーブルを作るための準備として、まずはグレード(等級)を設計します。グレードとは、仕事のスキルや役割のレベルを段階的に表したものです。各グレードには、会社が期待する仕事レベルが反映されます。

まずは等級数を決める必要がありますが、おすすめなのは、ひとまず次の3つのステージごとに等級数を考えることです。

S(スタッフ):役職がない一般社員

L(リーダー):主任、係長など、管理職ではないリーダー

M(マネジメント):課長、部長など管理職クラス

それぞれについて初心者からベテランまでのレベルを段階的に考えたうえでグレード数を決めましょう。具体的には、以下の記事を参照してください。 

賃金テーブルのつくり方

グレードの段階数と求める仕事や役割について定まったら、賃金テーブルを作成していきます。次の3つのステップで行いましょう。

1)各グレードの標準金額をざっくり決める

まずは各グレードの基準額をざっくり入れていきます。グレードを6段階としたパターンで実際に金額を決めてみると、以下のようになります。

 

ポイントは、そのグレードや役職に求められる仕事への対価として、どのくらいの金額がふさわしいかという点です。標準額を決めたら、グレード感の差額も出してみましょう。上位のグレードに行くほど差額が大きくなっていたほうが、この後の賃金テーブルを設計しやすくなります。

また、賃金の上限と下限の金額も決めておきます。各グレードの最低額、最高額を定めておき、この差額についても上位グレードに行くほど大きくしておきましょう。

 

2)「役職手当」の金額を決める

次に、「役職手当」の金額を決めます。これも、まだざっくりとしたイメージで決めて構いません。例えば、次のような要領です。

「主任は最初の役職として10,000円としよう。その場合、課長は50,000円を超えないと管理職として魅力がないだろうな。さらに部門を統括する部長ならプラス30,000円以上は必要だろう」

「役職手当」の詳細については、下記に解説しています。