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「ふじみ野市散弾銃男立てこもり事件」考察

2023年10月27日(金)日本経済新聞朝刊

「ふじみ野市散弾銃男立てこもり事件」考察 

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ふじみ野市散弾銃男たてこもり事件

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B5%E3%81%98%E3%81%BF%E9%87%8E%E5%B8%82%E6%95%A3%E5%BC%BE%E9%8A%83%E7%94%B7%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%81%93%E3%82%82%E3%82%8A%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 

ウィキペディア「ふじみ野市散弾銃男立てこもり事件」

ふじみ野市散弾銃男立てこもり事件(ふじみのしさんだんじゅうおとこたてこもりじけん)とは、2022年(令和4年)127日に埼玉県ふじみ野市において発生した立てこもり事件である。この事件は発生から11時間後に警視庁特殊部隊の強行突入で容疑者を現行犯逮捕したことにより解決した。

 概要

本件被疑者であるA66歳・男)の母親が前日26日に死亡し、母親が利用していた出張介護クリニックの医療関係者6名をAが呼び出し、診療内容について医療関係者に逆恨みし、医療関係者7名を散弾銃や催眠スプレーで攻撃し、そのうちの1人である医師 B44歳・男)を人質に取り自宅に立てこもった。

この事件でAに胸を銃撃された医師 Bが心肺停止となり死亡。

また本件人質が重傷を負い、時間的猶予がない状況であるにも関わらず、警察による被害者救出および被疑者の逮捕が大幅に遅れたことも批判の対象となっている。

 経緯

犯人 A66歳・男)は母親(92歳)のために出張介護クリニックを利用しており、被害者の医師 B・理学療法士 C41歳・男)・医療相談員 D32歳・男)は出張介護クリニックの医療関係者であった。

 2022年1月26日にAの母親が亡くなり、Aは翌日27日に上記の医療関係者3名を含めた7名を弔問に呼び出したが母親の診療を巡りトラブルとなり、医師 Bの胸に散弾銃を発砲し、理学療法士 Cは胸部を撃たれ、医療相談員 Dは顔面に催涙スプレーをかけられた。他の4名はAが持っていた散弾銃2丁のうち1丁を取り上げたが避難した。Aは医師 Bを人質に取り、埼玉県警察本部は警察官359名を現場周辺に動員し、付近の避難所に99世帯214人を避難させる事態となった。

 捜査員は電話でAと交渉に当たり、Aは警察に「人質は大丈夫だ」などと伝えていたが医師 Bは重体の状態であり、埼玉県警察本部刑事部捜査第一課長によると「生存しているとの想定の下で交渉を続けていた」ということで長時間の間警察は自宅突入を行わなかった。

 Aは複数回の電話での捜査員による説得に対し「(医師 Bを)救出したい」「動かない」などと精神的に不安定な様子を示すようになり、そのうち応答しなくなった。事件発生11時間後の翌日 午前8時になってやっと警察が閃光弾を放って自宅に突入したが、玄関脇の6畳間の和室で胸を銃撃された医師 Bが仰向けになって倒れており、心肺停止となり死亡が確認された。側には母親の遺体と散弾銃が置かれていたという。Aはベッドと掃き出し窓の狭い隙間に身を隠していたが身柄を確保された。

 現場突入による被疑者確保と人質の救出が事件発生11時間後になったことについて、埼玉県警察本部刑事部捜査第一課長は「できるだけのことはやった」と語った。

71日、さいたま地方検察庁はAを殺人や殺人未遂などの罪で起訴した。

 事件前のAの異常な行動

医師 Bが所属する医師会には2021年(令和3年)1月から翌年、2022124日までの間にAから母親の診療方針について十数回にわたって電話相談があったといい、母親を入院させるよう勧める医師 Bの意見に反対し在宅で介護を続けたいと話しており、埼玉県警は母親が死亡したことで容疑者が診療に当たっていた関係者を逆恨みした可能性があるとして慎重に動機を調査した。

 Aの母親が10年以上通っていた病院の関係者はAが医師の判断や治療方針を巡ってトラブルを繰り返していたことを明かし、Aは母親の事になると感情の歯止めが利かず、「うちの母親を(先に待つ他の患者より)先に診ろ」などと求め、職員が断ると大声で怒鳴り散らすことが度々あったという。母親の肺を検査した際にはAはステロイド系の薬を処方するよう要求したが、重大な症状は出ていなかったことからステロイドを使用しないことを勧められると「専門医なのに何も分かっていない」などと書いた長文の抗議文を提出しており、胃カメラを使う検査では担当者の変更を迫ったこともあったという。

 対応

埼玉県

埼玉県は事件を受けた安全確保対策として、202212月、在宅医療や訪問介護などの従事者向けに、患者や利用者、その家族から受けた暴力行為やハラスメントについての相談窓口を設けた。 電話やメールを通じて相手との接し方や、警察への通報時の注意点などを、実際に医療機関などでクレーム対応にあたってきた経験を持つ相談員がアドバイスする。

 ふじみ野市

事件を受け、在宅医療や訪問介護などの従事者の安全確保を目指す「守る条例」を制定する予定。条例案は、地域医療・介護の担い手が安心して従事できるよう、信頼関係の構築を目標に置く。市民には「適切な医療・介護の利用に努める」ことを責務とし、医師や介護福祉士らの側には「患者や利用者、その家族の立場を理解する」よう求める。

 

2023年10月27日(金)日本経済新聞朝刊記事
「右膝狙った」殺意否定 埼玉立てこもり 初公判で被告

埼玉県ふじみ野市で昨年1月、散弾銃で撃たれた医師の鈴木純一さん(当時44歳)が死亡し、医療関係者が重傷を負うなどした立てこもり事件で、殺人や殺人未遂の罪に問われた無職、渡辺宏被告(67)は26日、さいたま地裁の裁判員裁判初公判で「殺意は全くありません。鈴木さんの右膝を狙ったが、反動で予想外の所に当たった」と起訴内容を一部否認した。

 検察側は冒頭陳述で、事件前日に亡くなった母親の弔問を求め、担当医だった鈴木さんらを自宅に呼び出したと指摘。蘇生措置を断られ発砲したとし、「長年介護した母親が死亡したのは医師らのせいと思い込んだ。母親が死で自殺を考え、道連れを決意した」と述べた。

 また、渡辺被告が現場に残した「(鈴木さんに)母は殺されたも同然。よって断ずる」「自害してあの世で母に会いたい」などとするメモを読み上げた。

 弁護側は、呼び出して焼香してもらう意図で「危害を加えることは考えていなかった」とし、発砲は誤射や威嚇射撃だったと説明。母親の死のショックや大量の睡眠薬の服用が事件に影響したと主張した。

 被告はスーツ姿。職業は「6年間、母の介護をして無職です」とした。罪状認否では、資料を手にはっきりとした口調で話した。 

 

 

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2023年10月28日(土)録画 

「ふじみ野市散弾銃男立てこもり事件」考察19分36秒

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ユーチューブ動画 https://youtu.be/PQU4LDdhwNg

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