① どん底の状況の中で得た貴重な経験

私は、４３年間、損害保険会社勤務をいたしましたが、人がうらやむような順調な時期もありましたが、身から出たサビとはいえ、部長職から新入社員並みの待遇への降格処分を受け、自分の子供くらいの社員といっしょに研修を受けさせられたり、退職勧奨をされたり、「何で、自分がこんな目にあわなければならないのだ。」と絶望的になり、生きる希望を失った時期もありました。

しかし、自分を成長させてくれたのは、この厳しい冬の時代でした。 厳しい冬の時代に損害サービス部門に在籍し、交通事故で怪我をされた方の担当をさせていただきましたが、今回、私の仕事の中心となります「交通事故に関するご相談（被害者側・加害者側）」は、このときに、毎日の仕事を通じて、習得したものです。

また、会社がリストラのため希望退職者を募集すれば、真っ先に退職勧奨を受けました。しかし、独立を目指して、行政書士資格を取得し、社会保険労務士資格取得の勉強もしておりましたので、本社の人事課長の執拗な説得を受けても、ひるむことなく、一歩も引かず、正々堂々と退職勧奨をはねのけることが出来ました。このときに、毎日の勉強の大切さと、法律を知っているのと知らないことの違いを痛感した次第です。

②苦情受付の中で得たお客様の本音を聞く力

損保ジャパン勤務の最後の４年間は、本社の「お客さま相談室」という部署で、

苦情受付という社員の誰もが「たいへんでしょう。」と一番嫌がる仕事をさせていただきました。しかし、このほぼ全員の社員がいやがり、絶対に配属されたくないという仕事が、私を成長させてくれたのだと思います。延べ、３，１４４件の苦情の電話を受付け、その時間数は５７，８２９分（９６４時間）に及びます。ありがたいことに、私は、この体験により、お客さまの話を正確に聞き、的確に把握する力と、クレーマー・ヘビークレーマーの典型的な手口、および弱点を完全に把握いたしました。

私のこの経験を、少しでも、真面目に真剣に懸命に仕事に取り組んでおられる方のために生かしたいと考え、この仕事で、起業をする決意をした次第です。 よって、私の仕事のやり方は、机上の空論ではなく、何でも実務で習得した知識と実践に基づいたスキルにより進めることにあります。

その上で、顧問契約先の会社様には、やはり、就業規則等、事業基盤がしっかりしていないと、外敵からだけでなく、内なる敵からも攻撃を受け、内部崩壊することを丁寧にご説明申し上げ、特に基盤整備の強化を中心にお役に立ちたいと考えております。

相談は、どんなご相談でも無料です。こんな、私でよろしければ、是非、ご利用ください。 ご連絡、お待ちしております。